埼玉県の本庄市は、
きゅうりの産地として知られているそうだが、
※1
そんな本庄のきゅうりを
もっともっと世に広めるべく、
なぜかどら焼きに入れちゃったものが売られていると聞いたので、
実際に取り寄せてみた。
これが噂の、
どらQである。
※「クリームチーズ入り青梅あん」味
包みにはしっかりと
「本庄名産朝取りきゅうり」
との記載がある。
きゅうりもまさか、
朝っぱらに摘み取られて、
どら焼きに入れられてしまうとは
予想だにしなかっただろう。
袋を開けても、
出てくるのは、
普通のどら焼き。
これをさ、ガブリといくと・・・・
なんか、
粕漬けみたいなのが挟まってるんですけど・・・
恐らくこれが、
青梅クリームチーズと、それにまみれたきゅうりなのだろう。
そもそもどら焼き+青梅クリームチーズですら
世間的にはどうかな?って話なのに、
そこにさらにきゅうりですよ。
どうなのよ?!この組み合わせは!?
きゅうりを何かのフルーツと思って食べればいいのかと、
目を閉じて噛み締めてみる・・・
確かに、、、
何となく、
何となくだが、
洋なしっぽくもある。
うん、これは洋なしのどら焼きだ。
ほぉら!なんだかスイーツっぽくなってきたぞ!!
但し、やはり青臭い。
ちょっとくんくんと嗅いでしまうと、
どうしてもきゅうりっぽさが感じられてしまう。
鼻を近づけると現実に逆戻り。
この青臭さが、このどら焼きのネックという気がしてきた。
続いて、
2種類あるどらQの味の、もう1つ
「小豆こしあん&クリームチーズ」味を食べてみることに。
それにしてもこのお店、
なんでこんなにクリームチーズを推すんだろう・・・。
べつにどら焼きにクリームチーズは、MUSTアイテムでもなかろうに。
がぶりと歯を立ててみると、
ざくっ・・・
こりっ、こりっ、こりっ・・・・・
まるで漬物でも食べているような食感
きゅうりが入っていることが大事なんだから、
存在感があるのはいいはずなのに、、、、
なのに、、、、
なんだろう、この受け入れ難さは(笑)
いやぁ、個性的だわ〜。
断面図も個性的で面白い。
皮:あんこ:クリームチーズ:きゅうり:皮
サンドウィッチか、あるいはピクルスの入ったハンバーガーのような光景が、
どら焼きで見られるとは思わなかった。
面白い、
面白いんだが・・・
これ、ちとレベルが高すぎやしないか?
俺みたいなマニアは嬉しいが、
粕漬けのような具が入ったどら焼きが、
一般人に受け入れられるのだろうか・・・
逆にきゅうりのイメージダウンにならないのかが心配だ。
奇食が誕生するパターンとして、
地域の名産を売らんがために生まれるパターンがあるが、
今回はまさにその典型と言えよう。
“THE地域名産系奇食“どらQ、
これは奇食ファンならぜひ食べておくべき一品だと思う。
お終い
今回取り寄せたのは、
和菓子の恵み あさ美製菓本舗さんでした。
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※1 http://trendy.nikkeibp.co.jp/lc/inaka/070719_kyuri/index1.htmlより引用