みそメロンパンを前に、
メロンパンとは何か?を考える






大昔のメロンパンは、奇食だったんだと思う。




※1


メロンパンが生まれたのは、

どうやら明治後半から第1次世界大戦あたりの時期


夏目漱石がこゝろを書いたくらいの時期に、

メロンの味がするわけじゃないけどメロンを名乗る、不思議なパンは生まれた。



きっと、最初のメロンパンは、

名前を言っても聞き返されたんじゃないだろうか?

「え???メロン・・・・パン???」
「メロンの味がするの???」


生まれは奇食の類だったんだと思う。



それが今や、菓子パンの中でも一二を争う人気パン

メロンパンだけしか売っていない店まで出てくるほどの人気ぶり

100年近くの時を経て、奇食は美食へと成長したのだ。





そんな、奇食から美食への華麗なる転進を遂げたメロンパンが、

敢えてまた奇食への道を辿ろうとしている



それがこの、



みそメロンパンである。




味噌を、、、、混ぜちゃったのね・・・(笑)







パンを目の前に持ってくると、


ぷ〜んと広がる香ばしい味噌の香り(笑)


生地にしっかり味噌が練りこまれていることが

臭いから分かってしまう。





これはメロンパンというか・・・

もはや・・・甘い味噌パンなんじゃないのか?



そんなことを思いつつも、

とりあえず食べてみることにした。




いっただきまーっす!!!!




ふむ・・・・(食)





ふむふむふむ。








意外と意外と、イケる。

正直、もっと悲惨な味がするのかと思っていた。

味噌の香ばしさと、パンの甘さがいい具合に同居して、

みそメロンパンとしての新たな味を醸し出している。







これは〜、かなりいいんじゃないかな。








食べてみて、美味いのは分かった。

でもこれって、メロンパンと言っていいのか?

メロンっぽい網模様があるわけでもないし、

もちろんメロン果汁が入っているとも思えないし・・・






律儀に(?)考え込む俺に、

切れ端を食べていた嫁が助け舟を出す



「クッキー生地に包まれた甘いパンだったら、
どれもメロンパンなんじゃないの?」





それだ!!!

きっとそれが正解だ!!


要はこれは、

クッキー生地に味噌加えて香ばしくしたメロンパン、、、ってことか。




味噌が加わり、ますますメロンと縁遠くなってしまったけど、

これでも名前はメロンパン

メロンっぽさがあろうと無かろうと関係ないってのは頭では分かっていても、

やっぱり何か違和感を感じる




確かに甘くて香ばしくて美味い

でもこれがメロンパンっていうのはなぁ・・・



なんか釈然としない、みそメロンパンだった。






お終い



今回のお店は

パンの店 窯蔵(かまくら)
(上記リンクは食べログ)

味噌と聞いて、
名古屋(愛知)だと思ったでしょ?(笑)
違うんですよー。
なんと福岡のお店です!






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※1 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%83%91%E3%83%B3より引用