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ある日の夕方、
息子と風呂から出ると、荷物が届いていた。
※大きさの比較対象として、うちの息子(約1歳半)
発送元は、フィンランド
当サイトの読者であるエーリカさんという、
フィンランドの女性からの荷物だった。
このエーリカさんという方、合気道を通じて日本文化にハマり、
独学で日本語の会話・読み書き(漢字を含む)を習得したという才女
奇食の館をよく読んでくれているとのことで、
「そんなにサルミアッキが好きなら、たくさん送るのでぜひ食べて欲しい」
と思い立って、こうして送ってくれたというわけ。
送られてきた荷物を開封すると・・・
中には、エーリカさんの手書きの手紙(挿絵入りで裏表3枚びっしり)が同封されていた。
文面を読み進めると・・・、
ありがたいことに、送られて来たお菓子の解説文!!
いやぁ、助かるわ~。
英語ならまだしも、フィンラン語って全く分からんから、
途方に暮れるところだったんだよなぁー。
というわけで、
以下では、フィンランドから送られて来たお菓子を紹介するわけですが、
お菓子と合わせて、エーリカさんのコメントも紹介致します。
あと、サルミアッキという不味い飴は、
リコリスと塩化アンモニウムで出来ている
と覚えておいてもらえると、
下記のお菓子がどんなものか想像しやすいかと思います。
◆ DOMINO Salmiakki-Chili(サルミアッキのクッキー) ◆
エーリカさんコメント
「ドミノはフィンランドの代表的なクッキーの商標です。
サルミアッキ・唐辛子味です。」
要はオレオみたいなクッキー
それのサルミアッキ・チリ味(笑)
これ一つでレポートが一本書けるレベルの珍品だ。
ちなみに、箱の左上に貼ってある「11A」っていうのは通し番号
手紙の解説文と照合出来るようになっているという、
芸の細かさ(笑)
◆ Lacksuu(ラクリッツのゼリー) ◆
エーリカさんコメント
「リコリス味のゼリーです。Sucklaaという製品とペアで売られています。
そのペアはチョコレート味です。」
サルミアッキのベースの味であるリコリス味のゼリー。
2種類しかない味の1つがリコリス味という点からも、
フィンランドに於けるリコリス味の人気っぷりがうかがえる。
◆ ラクリッツ味のお茶 ◆
エーリカさんコメント
「日本では見つけられないかもしれない。」
・・・・そりゃそうだ(笑)
サルミアッキを食べて、
「うぎゃ~!!何か飲み物~!!!」ってなっても
出てくるのはこのお茶という孔明の罠(笑)
◆ UUTEJUOMA(松の皮のジュース) ◆
エーリカさんコメント
「非常にマズい飲み物です。
伝統的なフィンランドの飲料で、松の皮で作られています。
トゥルク大学で行われた実験で、健康への効果が確認されています。」
なんだこの、農薬みたいなボトルは・・・(笑)
フィンランド人が思いっきり「不味い」と断言しているわけだが・・・
飲めるのかなぁ、これ・・・。
◆ Fisherman's Friend(漁師のリコリス) ◆
エーリカさんコメント
「包みには”強い飴””超強い”と書いてあります。
塩化アンモニウムは含まれていないので、サルミアッキではありません。
包装には「5歳未満の子供には食べさせないでください」と書いてあります。
私は好きではありません。」
この画像をblogで公開したところ、「悶絶した」との体験談が舞い込む。
食べる前からビビり気味。
屈強な漁師のためのリコリス。
恐ろしい・・・
◆ サルミアッキの粉 ◆
エーリカさんコメント
「本気の物。このままで無理なら、
アイスに掛けると味は穏やかになります。」
ほ、、、、本気のモノ????
パッケージ上部に書かれた「SUPER SALMIAKKI」の文字・・・
ついにキタね~、本気のモノが。
なんかすっごく喉に詰まりそう。
喉に詰まって「カーーーッ!!」ってなりそう(笑)
さぁ、どうやって食べようかなぁ。
◆ 牛の糞(サルミアッキのチョコ) ◆
エーリカさんコメント
「フィンランドでも、うんことの関係をネタにする菓子を見かけました。
サルミアッキとチョコレートは合わないと思います。」
要は、ゴリラの鼻くそみたいな菓子ってことか。
何より重要なのは、
これがサルミアッキだということだ(笑)
◆ DRACULA BLOD(ドラキュラの血) ◆
エーリカさんコメント
「粉よりももっとキツい。
リコリスをあまり含まない、珍しいサルミアッキの代表です。」
粉を上回るという、ドラキュラの血という名のサルミアッキ
名前は変わってるけど、
見た目としては黒い粒より美味そうなんだが・・・
果たして?!
◆ Djungelvral(ジャングルの叫び) ◆
エーリカさんコメント
「これはリムさんがこれまでに出会ったサルミアッキとは全く異質のものです。
反射で吐き出す人が多いです。別名は、『猿の激怒』
私は大好きなお菓子です。」
実は事前に、
「リムさんが食べたサルミアッキよりもキツいものがある」
と予告されていた代物、
それがこの”ジャングルの叫び”である。
一度食べると、ジャングルの猿の叫び声のごとく、
甲高い悲鳴をあげたくなるんだとか・・・
これまで、俺が世界一不味いと思っていたサルミアッキを
上回る不味さ(変な表現だなw)なのか?!
頂上決戦が見ものだ。
◆ サルミアッキガム ◆
ん???これは???と思ったアナタ
正解です。
以前レポートした分の在庫処分
職場で食べようと思って持っていったんだけど、
なかなか難しくてねぇ。。。。
食べるとテンションが落ちて仕事にならないんだわ(笑)
ここで紹介したもの以外にも、
量り売りで買ったと思われる
サルミアッキがバラで大量に同封されていた。
(これはもはや笑うしかないw)
こんなに沢山のお菓子を、
我が家だけで食べてしまうのはもったいない。
道連れお裾分けだ、お裾分け!
というわけで、
レポート後編では、
これらのお菓子をオフ会で食べていく様子をご報告いたします。
後編へ続く
なお、「サルミアッキはどこで買えるんだ?」
という質問を頻繁にいただきますが、
サルミアッキのレポートの最下段をご参照いただくか、
あるいは
最近では楽天市場でも取り扱っていることがあるとか。
そちらも合わせてご参照ください。
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